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筋肉には速筋(そっきん)と遅筋(ちきん)の2種類が存在する事をご存知でしょうか?
ここではこの2種類の筋肉について役割と性質を簡単に解説していきます。
速筋とは大きな力を生み出せる筋肉です。
ウェイトトレーニングや短距離走など瞬発力を必要とする種目で力を発揮します。(無酸素運動)
速筋は筋肉内に存在するグリコーゲンをエネルギーにして動いているので、継続してパワーを発揮する事ができません。何故かというとそのグリコーゲンはすぐに無くなってしまうからです。つまり大きな力を使えるが継続時間はごく短いという事です。
速筋のトレーニングは筋肉学的に言えばダイエットにはあまり向いていないと言えます。
実はこの筋肉は日常生活ではほとんど使われていません。
ウェイトトレーニングはこの速筋を使用しています。トレーニングを重ねることにより筋肥大をおこして筋肉質な体を形成していきます。この筋肥大を起こすのは速筋のみです。遅筋はほとんど筋肥大しないので覚えておきましょう。
速筋に対して遅筋は日常生活で常に使われている筋肉です。
筋肉の色が赤く「赤筋」とも言われています。
日常生活はもちろん、長距離走などの有酸素運動でも使われます。
ちなみに、臓器も筋肉で出来ており死ぬまで動き続けている心臓などの筋肉も遅筋の塊です。
速筋は鍛えると筋肥大を起こしますが、遅筋は鍛えるとエネルギーを作り出すことができるようになっていきます。簡単に言うと脂肪をエネルギーに変えて燃焼させるという事です。
マラソンランナーを見てみると太っている人は一人もいませんよね?当たり前です。
長距離を走ることで脂肪を燃焼しており、それを継続しているので太りにくい体になっているんです。
たまに・・・・
「ジョギングをしていますが、筋肉が付きません・・・・」なんてお悩み相談を受けますが、今の説明からもそれは当たり前と言えますね。ジョギングでは筋肉は付きません。その代わり脂肪を燃焼させることができるので引き締まった体にはなるでしょう。筋肉をつけたいならウェイトトレーニングなど速筋を使い筋肥大を意識しないといけません。
まとめ
[aside type=”boader”]
- 速筋とは重いものを持ち上げるなど、瞬発的に大きな力を使える。
- 速筋のエネルギーはグリコーゲン。
- 遅筋とは常に使われている筋肉。
- 遅筋のエネルギーは脂肪。
- 筋肉を大きくするなら速筋を鍛える。
[/aside]
かなり簡単に説明しましたが、速筋と遅筋は反対の性質を持っています。
体を鍛えるにあたり理論的に人体の構造を理解することも時には重要なので、この2種類の筋肉の違いだけは把握しておきましょう。
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