カーボローディングの実践方法とメカニズム

カーボ・ローディング(Carbohydrate Loading)とは、スポーツなどの場面で、運動エネルギーとなるグリコーゲンを通常より多く体に貯蔵するための運動量の調節及び栄養摂取方法である。グリコーゲン・ローディングとも呼ばれる。

引用:Wikipedia

カーボローディングのメカニズム

試合や大会に合わせてコンディションを整えるために用いられます。

ポイントになるはグリコーゲンです。

糖質を体内に取り込むとエネルギーとなり筋肉中と肝臓でグリコーゲンとして蓄えられます。トレーニングや食事をコントロールしながら狙った期日にその蓄積量をMAXにする事が目的です。

カーボローディングとはグリコーゲンを体内にため込むことですが、人間の筋肉は糖質からなるグリコーゲンを燃料に筋肉を動かします。

しかし、筋肉中のグリコーゲンが無くなると十分な力を発揮することができなくなります。

そこでカーボローディングを行う事でグリコーゲンを体内に貯蔵し、力を発揮できる時間帯を長くする事が可能になります。

※カーボとは炭水化物の事を指します。

※糖質=炭水化物など

ボディーメイクにおけるカーボローディング

カーボローディングはスポーツ選手に用いられるイメージがありますが、ボディービルダーにも適用されることをご存知でしょうか?

スポーツ選手が必要とするカーボローディングは筋肉にグリコーゲンを貯蔵させパフォーマンスを向上させる目的があります。

それに比べボディービルダーはカーボローディングを行う事で一時的に筋肉を大きく見せることを目的としています。

どういう事かと言うと、ボディービルダーは大会に備えて体脂肪率を落として体を絞ります。

それと同時に糖質制限も行うと筋肉中のグリコーゲンが少なくなり筋肉が小さくなります。

そこでカーボローディングを利用することでグリコーゲンが蓄積し筋肉は大きく膨らみます。こうすることで筋肉を大きく見せるようにしているんです。

カーボローディング実践方法

スポーツにおけるカーボローディング

目的の期日に合わせて1週間前から調整を行います。

トレーニングの量を徐々に減らしてエネルギーの消費を抑えます。

3日前くらいから高糖質の食事に切り替えましょう。

高糖質とはエネルギー摂取量の70%以上を糖質で摂取することを言います。

ボディーメイクにおけるカーボローディング

ボディーメイクではカーボローディングではなくカーボアップと呼ばれる事が多いようです。

主に1週間から5日くらい前から調整を始めます。

3日間程度で体を追い込み体内のグリコーゲンを使い切ります。

その間糖質はできるだけ制限します。

トレーニングは徐々に抑えていきましょう。

残りの2~3日は高糖質の食事に切り替えて体内にグリコーゲンを蓄積させます。

これはあくまでも一例です。その他、Sherman&Costill法など方法は様々ありようです。

ポイント

カーボローディングのやり方は人それぞれ若干の違いがあります。

コンディションを調整していく中で自分のベストな方法を探してみて下さい。当記事はあくまでも一例です。

細かい部分ですが、他にも方法が異なるやり方もあります。

この記事ではカーボローディングとは何か?を大まかに理解していただけたらと思います。

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