ベンチプレスにおけるバーベルシャフトの種類と選び方【28㎜と50㎜の違い】

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バーベルも全て同じではありません。サイズや重量、形状にも違いがあります。

あなたに合ったバーベルシャフトの選び方があるので参考にしてみてください。

尚、今回はストレートの形状である28㎜シャフト(レギュラーシャフト)50㎜シャフト(オリンピックシャフト)をメインに紹介しています。

バーベルシャフトの種類

主にベンチプレスに使用されるバーベルには種類があるのをご存知でしょうか?

注目する点はシャフトの太さに違いがあります。持ち手は同じなのですが、プレートをはめる部分(プレートスリーブ)の太さが違います。

以下2種類

  • 28㎜シャフト
  • 50㎜シャフト

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【28㎜シャフト】

通称”レギュラーシャフト”と呼ばれています。一般的に自宅でホームジムを作る場合に多く用いられるシャフトです。

その名の通りシャフト(プレートスリーブ)が28㎜なのでダンベルと同じプレートを使用できます。

サイズは様々ですが、160㎝・180㎝・200㎝・220㎝が一般的。

 

【50㎜シャフト】

通称”オリンピックシャフト”と呼ばれています。競技やフィットネスジムなどで使用されています。

プレートスリーブが50㎜なので28㎜のダンベルと同じプレートを使用することができません。(※最近ではスリーブが50㎜のダンベルも販売されています。)

基本的にサイズは220㎝。

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サイズと重量の違い

バーベルの種類は28㎜・50㎜シャフトがありますが長さも種類がありそれにより重量も異なります。

【50㎜シャフト】

220㎝20㎏

【28㎜シャフト】

180㎝10㎏
200㎝11㎏
220㎝11.5㎏

※重量はメーカーにより若干の誤差が生じます。

ちなみに、バーベルシャフトの耐荷重量は決まっています。

メーカーにより異なるのですが、200㎝の28㎜シャフトで耐荷重200㎏程度なので、とりあえずは気にしなくてもいいと思います。

ローレットの確認

ローレットとはプレートスリーブよりも内側に施されている、ギザギザの部分です。持ち手の部分に来るようになっているのですがこのザラザラした部分をローレットと呼びます。

このローレットの加工はメーカーにより違いがあります。

場合によっては加工がされていないメーカーもあるので、最低でもローレット加工が施されているものを選びましょう。

ちなみに、そのローレットの部分に81センチラインという印のようなものがあるので、必ずそこもチェックしてください。バーを握る幅の目安になります。

※大抵のシャフトについています。

扱いやすいのはどっち?

トレーニングのやりやすさで言うと50㎜のオリンピックシャフトと答える人が多いと思います。ジムはほとんどオリンピックシャフトを使用しているので、こちらに慣れると28㎜のレギュラーシャフトは扱いずらく感じます。

オリンピックシャフトの使い心地はスリーブに秘密があります。

トレーニングの動きに合わせてプレートが回ります。これがかなり重要で使い心地に大きく影響されます。

動きに干渉されにくく、ストレスも軽減されるのでよりトレーニングに集中することが可能です。

バーベルカールを例にしてみましょう。

バーベルカールは肘を中心に円を描くように動かします。

そうすると重心が変わりプレートが回転しようとするんです。オリンピックシャフトの場合はスリーブが回転するのですが28㎜のレギュラーシャフトは回転しません。

これはベンチプレスでも同じです。

トレーニングにより微妙に回転します。ここでプレートが回転できるか、できないかでは大きく出てきます。

この差がトレーニングの質に影響を及ぼしますし、かなりのストレスを感じさせます。

特に追い込めば追い込むほど敏感になるので、ストレスは拡大します。

そう考えると、オリンピックシャフトの方が扱いやすいかと思います。

その反面、レギュラーシャフトはサイズのバリエーションが多いですし、扱っているメーカーも多いので種類が豊富にあります。

価格の違い

【28㎜シャフト】

200㎝7,000円~
220㎝15,000円~

 

【50㎜シャフト】

220㎝28,000円~

※価格は目安です。

バーベルシャフト単体の価格です。

重量(プレート)のセット内容により価格は変わります。また価格によりシャフトの耐荷重も変わるので確認しましょう。

バーベルシャフトを購入する際はプレートとのセットを購入したほうがお得です。

28㎜と50㎜シャフトどちらを選ぶべきか?

スペースに余裕があるなら、長さは200㎝以上できれば220㎝を選ぶと良いでしょう。

ラックにかける位置、セーフティーバーの位置を考慮すると少し余裕があるほうがやりやすいので220cmがおすすめです。

パワーラックを使用する場合は200㎝以上でないと入りませんし、トレーニングにおいて安定感はかなり重要です。

そこを考慮して、当サイトではパワーラックとオリンピックシャフトの組み合わせを推奨しています。

金銭的に余裕があるなら50㎜のオリンピックシャフトを選ぶと良いでしょう。

もちろん28㎜のレギュラーシャフトでも大丈夫です。価格やトレーニングスペースに応じて選べるシャフトの長さも変わると思います。

ポイントまとめ

【シャフトの種類】

  • 28㎜シャフト(レギュラーシャフト)
  • 50㎜シャフト(オリンピックシャフト)

【扱いやすいのは】

  • 50㎜のオリンピックシャフトだが、トレーニングスペースにもよる

【サイズ】

  • 200㎝以上が好ましい
  • 出来れば220㎝が良い

【50㎜ or 28mm】

  • スペース、金銭的に余裕があるなら50㎜シャフト
  • 一般的なものでいい人は28㎜シャフト

【価格】

  • 28㎜の方が安い
  • 28㎜の方がバリエーションも豊富
  • 50㎜は高いが安定感がある
  • どちらもプレートとセットで購入したほうがお買い得